■ 風神秘抄ラジオドラマ ■





■風神秘抄ラジオドラマレポ&感想 第3回 (3/1放送分)


「おれのいないところで泣くな」
のシーンから続き。

語り「このとき、草十郎はまだ、自分が鳥と話せる力をもっていることの意味にまだ気づいていなかったのである」

オープニング音楽


鳥は悲しみを忘れるか忘れないかを急いで決めないといけないと語る鳥彦王。
忘れないと鳥は死んでしまう。
人間は泣けるから、悲しみを忘れなくても死なない。

本物の鳥の王になるため、人間の気持ちを理解しに、おばばに言われて草十郎のところにやってきたと語る鳥彦王。

「これからもおまえのそばにいてやるから、頼りにしろよ!」



正蔵について、賀茂の六条河原にきた草十。

賀茂川の東の六波羅をにらむ草十。

「義平さまはこの河原で首をはねられたのか」


河原に天幕が張られているのをみつける草十。
正蔵と入っていく草十。


鼓を打つ日満。
「よー」
ぽんぽん。
しゃらららら、と鈴の音。

「ほお、舞人のお出ましだ。えらいべっぴんだぜ」
と感嘆する正蔵。

語り
「浅葱色の衣に、はなだの紋入りの袴、烏帽子をいただく髪がつややかに流れ落ちている」
「きりりとした顔立ちの少女であった」

糸世の装束は、原作では草十が二回目に見る糸世の舞い、白拍子姿です。


歌詞は原作のとおりで歌いだす糸世。
すごくきれいな歌声です。
由依ちゃんの歌声、最高にきれいです。


草十「あれは何か特別な舞なのか」
正蔵「白拍子だ。今様の最先端だよ。なかなかのもんだ」
感心する正蔵。
原作では正蔵はいませんが、いてくれてOKです♪
正蔵大好きですv


「あの子の舞はここで処刑された人たちに何かを伝えようとしている。
ちょっと行ってくる!」
と、正蔵を残して駆け出す草十。

日満に話しかける草十。
「さっきの子の舞に合わせて笛を吹きたい」

日満に断られる草十。
それなら勝手に吹くという草十。

「なんと。おぬし、口で言ってもわからぬとあらば」
という日満

それを静止する声。

「お待ちなさい」
「御前」
糸世登場!
透明感のあるきれいな由依ちゃんの声です♪

その人の好きにさせましょう、という糸世。

まだ舞が届いていないのだろう。
どこか別の場所の誰かに伝えたいものがあるのだろう
と指摘する草十。

「えっ」
と驚く糸世。

このあたりのBGM、すごく好きです!
すごく雰囲気に合っている感じ。

「あなた、どうしてそれを・・・」
と糸世。

日満は原作より穏やかな感じ。


「届かせるには天を開かなくてはならないの」
「開けばいいだろう」
と草十。

「いいわ、やってみましょう」
と糸世。

再び鼓の音。鈴の音。

糸世の歌。
こちらも歌詞は原作のとおり。


草十の笛の音。
糸世の歌と同じメロディ。
繰り返すこと数回。

キラキラという透明感のある音。
ゴオオっという突風の音。

エコーのかかった糸世の声。
「えっ。門が、開くわ」
「まぶしい。花が降っているみたいだ」
と草十。

エコーのかかった糸世の歌声。
あああ、という歌声。
キラキラという音。

語り
「少女が微笑んでいた。
草十郎の目には、少女が光る花びらを一身にあびながら
くるくると舞う姿しかうつっていなかった」

笛の音。

消えるエコー。


シャキン、と刃物の音。
「きゃあ」
「うわっ」
「なにやつ」
と日満。

黒覆面の男たちが糸世に襲い掛かる。

「日満、日満」
叫ぶ糸世。

検非違使が来たぞ、という声。

糸世を抱えて走り出す日満。
その後を追う草十。


(続く)


今回はすばらしい出来でした!
聴いていて幸せになりました。
ありがとうNHK!という感じ。
由依ちゃんの糸世がすばらしかったです♪
感動しました!

最後の、「次回もお楽しみに!」を草十と糸世の二人で言うのもかわいいですv




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