■ ミュージカル空色勾玉・役者さんレポ 高橋沙耶ちゃん ■




記憶があいまいになる前に、沙耶ちゃんの演技の感想を〜!

沙耶ちゃんは顔立ちの整ったかわいい子なのですが、少年役がすっごく似合います!
(普通の女の子としての役も見てみたいですが♪)

舞台レポにも書いたとおり、鳥彦役が女の子という不安を吹き飛ばすどころか、すばらしい鳥彦を見せてくれました!

以下、わたしの大好きなシーンを


1、鳥彦がカラスになってもどってくるシーン

鳥彦が焼け死んだと岩姫様。
「あのけなげな子は、最後まで勇敢じゃった」
嘆き悲しむ狭也。
「なんのためにつるぎを持ち出したと思うの。月代さまに逆らってまで。みんなみんな、あの子の元気なところを見るため
だったのに・・・!」
本当に悲しそうな狭也。
沙耶ちゃんの鳥彦を思い出して、わたしもうるうる。
「どこか痛いのか?」
とたずねる稚羽矢を、
「あなたは失うものがないからわからないのよ!」
と泣き叫ぶ狭也。

そのとき、鳥彦(沙耶ちゃん)は、下手でクロ兄とクロ弟役の子役さんの肩に手を置いています。

そして、タイミングをみはからって、子役さんに出るように合図。

ぴょんと飛び出す、クロ兄とクロ弟。
「あーあ、やっぱり泣いてる」
狭也に話しかけるクロ兄。
その様子を、鳥彦(沙耶ちゃん)は下手の影からすごく優しい表情で見守っています。
その沙耶ちゃんの表情に、わたしは涙がだばー状態でした(><)
うわーん、帰ってきて鳥彦ー!

飛んでいってしまうクロ兄とクロ弟を、そして狭也を見守る鳥彦が素敵でした。
体はカラスになっても、ずっと狭也を見守っている感じがもう最高で(><)
原作の行間にある鳥彦の気持ちまで、沙耶ちゃんが演じきってくれたなあと思いました。




その2、狭也が稚羽矢を探しに行くシーン

奈津女を殺したと疑われて姿を消した稚羽矢を探しに行くという狭也。

「つぐなおうにもつぐなえないものもこの世にはあるが、それを知っていることと努力をしないことは別のことじゃ」
という岩姫様。
(このセリフ、心にしみました)

でも、科戸王に反対されます。

そこへ、鳥彦。
沙耶ちゃんがクロ兄ちゃんの肩を押し出してあげると、クロ兄ちゃんが飛び出します。
そして、沙耶ちゃんとクロ兄ちゃんが同時に叫びます。
「「おれも行くよ!!」」
ここでまた、わたくし涙がー!
沙耶ちゃんの表情が本当にすばらしくて。
狭也をあったかく見守ってくれている感じなのです。

そして、稚羽矢の捜索に空を舞うクロ兄とクロ弟。
(男の人に抱えあげてもらったり、肩に乗せてもらったりして、飛んでいる演技)

沙耶ちゃんは下手の方からクロ兄たちを見ているのですが、遠くを見晴るかすような目で空を見上げていて、
その表情は笑顔で、おれのかわりにがんばれよー、みたいな微笑みで。
切ない〜!!
この沙耶ちゃんの表情でも、毎回泣かされました〜!
今でも沙耶ちゃんの表情をありありと思い出せます!



本当にすばらしい演技でした。
わたしは今まで「めちゃくちゃ鳥彦ファン!」というわけではなかったのですが、沙耶ちゃんの演技に目が釘付けで、
どんどん鳥彦が好きになりました。

ほんとうに沙耶ちゃんばかり見てしまうので、ガラスの仮面のマヤを思い出しました(笑)
沙耶ちゃんの演技は、人の感情を動かす演技なのだと思います。
沙耶ちゃんが楽しそうだと観ているこちらまで楽しくなるし、切ない表情をされるとこちらまで切なくなります(><)


鳥彦役としてだけでなく、役者さんとしての沙耶ちゃんの大ファンになりました。

公演後にロビーでお会いした沙耶ちゃんは、舞台の上の鳥彦のときとは違い(あたりまえですが)、もっと女の子な
感じで、とってもかわいかったです♪
(由依ちゃんもかわいかったですvお二人の並んでいる姿は眼福ものでした〜vv)

これからも沙耶ちゃんの役者さん活動を応援したいなあと思います♪

沙耶ちゃん、すばらしい演技をありがとうございました!















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