ミュージカル空色勾玉 CD「空ノ色」
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11月11日、ついに、CDアルバム「空ノ色」が発売されます。(申し込みは現在でも可)

ミュージカル空色勾玉の曲が収められたアルバムで、ファン待望のCDです。
ZABADAKのアルバムという形がとられていますが、間違いなく、ミュージカル空色勾玉のCDです。
(私は2枚購入させていただきました)

このページは、「CDの内容がどんなものかわからない」と購入をためらっている方に、内容をご説明して、
購入につなげていただくためのページです。
(CDを買ったものの、どの音楽がどのシーンなのかわからない、という方のお役にも立てるかも?)

ミュージカルを見た方でもそう思うかもしれません。
また、ミュージカルを見たことのない方は、
「気になるけど、ミュージカルも見ていないし、内容がわからないものに3000円は出せない」
と思われることも多いでしょう。

そこで、つたない文章ではありますが、ぴっころがCDの内容をご紹介させていただきます。
これは絶対「買い!」なCDです。
借りるのではなく、ぜひご購入ください!
そして、ミュージカル空色勾玉とZABADAKを応援してまいりましょう♪




■1.空ノ色■

ミュージカル空色勾玉のメインの曲。
すばらしい曲と歌詞です。
ミュージカルではオープニングに使われていました。
ここでは、吉良さんと、金澤さん(伊吹王)、内田さん(元月代王)の3人が歌っています。
心にしみて泣きそうになる曲です。
「なんだー、全員じゃないのか」とがっかりした方もご安心を!
最後のFinaleバージョンはミュージカルメンバー全員が歌っています♪


■2.An Overture■

ミュージカル空色勾玉の序章的な部分で使われていた曲。
5拍子で、不思議な感じのする曲です。大好きです。
輝大御神と闇の女神様が豊葦原をつくったところから、幼い狭也が羽柴のむらにたどりつくまで、という感じです。

そしてなんとなんと、役者さんたちのセリフも、それぞれの方の声でばっちり入っております!!(嬉)

「かえろう、かえろう、並んで立ったあの日に」

「火よ!怒れ、憎しみの火よ!」(開都王)

「ふたつの世界の憎しみは始まった」(鳥彦)
「やみはかがやき」(鳥彦)

「父よ!」(照日)
「すべては父の意のままに」(月代)
「神々を殺せ!この世に神はただ一人」(照日)

「まずは狭也の夢の中」

「水よ!水よ!水よ!この炎を鎮めたまえ!」(狭也役由依ちゃんの声)

「そなたの親は、戦の敵に殺された」

「隠れろ!隠れろ!隠れろ!狭也!」

などなど、役者さんの声満載!
由依ちゃんの声は狭也そのもので、本当にかわいいです♪


■3.月の森■

狭也が孤独感を感じたときに歌った曲を、CDでも狭也役の由依ちゃんが歌っています。
ミュージカルでは、他の村娘たちはみんなかがいでカップルになったのに、狭也だけ取り残されたときなどに歌っていました。
声が最高にきれいでかわいいですv

「だれかおしえて つなぎあう手がどこにあるのか」
「だれかおしえて わたしが帰る場所をおしえて」


■4.月光■

歌詞はなく曲のみです。

ミュージカルで月代王(矢崎広さん)が登場したときに流れたドラマチックな曲。
聴いているとどきどきしてきます。
緊張と、期待と、不安と、ときめきと。
そんな曲です。

この曲にはセリフは一切入っていませんが、説明させていただくと、かがいの夜にだれともカップルになれず、
森の中で泣いている狭也のもとへ、月代王が現れて声をかけるシーンです。

「どうして泣いているのだね?」

そして、その後、月代王についていくと決めた狭也が、この曲に合わせて月代王と二人で踊ります。

「この方についていこう!もう迷子じゃないわ」


■5.かがいの夜■

ひまわりのみなさんが歌っています。

私が大大大好きだったかがいのシーン。
お祭りです。
この歌を歌いながら、村の若者が狭也に告白したり、ふられたり(笑)、他の女の子に告白したり、カップルになったり
します♪
私がめろめろになった「求愛ダンス(ぴっころ命名)」もこの歌に合わせて踊ります。
最高です!
これは聴かなきゃ損!

CDには、ミュージカルではツキナ(山本真由さん)が演じていた部分も収録されています♪
(CDでは公子さんが歌ってらっしゃるのかな??)
狭也に夢中な真人さん(高橋徹さん)の気をひこうと、村娘ツキナがいったん歌をとめ、みんなにひやかされながらソロで歌い、
真人さんのハートをがっちりキャッチする部分です。
これ最高です!
ぜひぜひ聴いてみてください♪


■6.波紋■

劇団ひまわりのみなさんが歌っています。

稚羽矢が池で銀の鯉になり、狭也と出会うシーンでこの曲に合わせて踊っていました。
歌詞は「ナイナナナイ」だけなのですが、これが絶妙!
絶対頭をまわります(笑)一発で覚えられます!
池で稚羽矢が鯉になって楽しそうに泳ぎ、そこで狭也と鳥彦が一緒に泳ぐシーンでもあります。
みんなが楽しそうに踊っている(泳いでいる)のが素敵なシーンでした。


■7.雨の行方■

ミュージカルでもCDでも、吉良さんが歌っていらっしゃいます。

輝の宮の采女たちのテーマ的に使われていた曲。
輝の宮の冷たさと退屈さと寂しさと、狭也の心細さを感じられる曲です。


■8.Dreaming■

ミュージカルでは稚羽矢(入野くん)が歌っていた曲。
CDでは吉良さんが歌っていらっしゃいますが、まったく違和感ありませんでした。
ミュージカルよりは少しテンポがゆっくりめです。

ミュージカルでは、鳥彦を探しに行きたいからネズミになるやり方を教えてという狭也に、稚羽矢がネズミのなり方(夢の見方)
を教えてあげるシーンで使われています。
すごく心に残るメロディです。


■9.わだつみ■

音楽だけで歌詞はありません。

私の記憶では、奈津女殺害の疑いをかけられいなくなってしまった稚羽矢を狭也がみつけ、二人の心が通い合った
シーンで流れていた曲です。
ただ、曲の配置的にここにあるということは、輝の宮から稚羽矢を連れ出したときにも流れていたのかもしれません。
記憶があいまいですみません。


■10.風の船■

吉良さんと公子さんが歌っています。

輝の宮から稚羽矢と狭也が脱出した後、いかだに乗りながら、岩姫さま(水越園子さん)から、神々の話を聞くときの曲。
ミュージカルでは、この曲に合わせて、照日王(清水理沙さん)と月代王が下手から上手にゆっくりゆっくりスローモーションの
ように移動しました。
そして、稚羽矢が、照日・月代とにらみあいました。


■11.ロックオペラ 封印されし神々へ■

劇団ひまわりのみなさま大活躍の曲。
舞台と同じ流れです。
ミュージカルでは、狭也が稚羽矢と一緒に、闇の一族に入ったばかりのところあたりから。

<鬨>
まず、闇の一族が、「水の乙女と大蛇の剣の両方をわれらの手に!」したことを喜ぶ歌。
ときの声をあげているイメージ。
ミュージカルでは、激しいダンスが繰り広げられました♪
沙耶ちゃん(鳥彦)のダンスがとってもかわいかったのを思い出しますv

<願>
ぱっと調子がかわり、狭也(由依ちゃん)の声が。
「なぜでしょう どこへいっても争いが起こるの」
「わたしはだれも殺したくない わたしはだれもにくみたくない」

<醒>
稚羽矢(入野くん)がメインで歌っています。伊吹王(金澤さん)も歌に参加しています。
「わたしを呼ぶ あの声はだれ」
「遠く 遠く 心に響くように」

<導>
闇の一族にきた狭也を温かく迎えてくれる奈津女(山中美奈さん)登場の曲。
また、稚羽矢に温かく接してくれる伊吹王(金澤さん)、伊吹御子(関根くん)も活躍の一曲。
「もっと近くに わたしのもとへ
あなたの道 照らすために
わたしはここにいつもいるのだから」

<鎮>
狭也(由依ちゃん)が歌っています。
神々を鎮めるための歌。
一生懸命さが伝わってきて、すごく感動しました。

「神々よ鎮まりたまえ 神々よ鎮まりたまえ」

<戦況>
吉良さんが歌っています。歌詞は「ナイナナナイ」のみ。

闇と輝の戦いの戦況報告シーン。
まさき(森岡さん)や鋼(宇部さん)が、闇の戦況を報告しにくるシーンです。


<鎮>
公子さんの歌と内田さんのハモリの曲。

馬のブルルという効果音から。
ミュージカルでは稚羽矢が明星を見つけるシーンで使われています。
明星を演じていた村娘さんたちが印象的でした。
特に、メインの馬を演じていた春田さん(村娘ホナミ役)の演技が印象的でした。
馬の駆けているようなリズムで、
「神々よ鎮まりたまえ」と歌っています。

<破壊>
曲のみ。

襲ってきた神々。そしてその神々を稚羽矢が大蛇の剣で切り殺してしまったシーンの曲。

<祈>
狭也(由依ちゃん)と公子さんが歌っています。
悲痛な感じのメロディー。
「わたしはだれも殺したくない わたしはだれも憎みたくない」


■12.予兆■

音楽のみ歌詞なし。

ミュージカルでは小鹿の出てくるあたりの曲です。
かわいらしさからはじまり、最後はおそろしさを感じさせます。


■13.きざんできざんで■

小鹿役(ダブルキャスト)の松村さん、渡邊さんが歌っています。

通称、「小鹿の三分間クッキング」(笑)
輝の御子を、どうやって殺したら生き返らないかを、小鹿がみんなに教えている歌です。
かなりの傑作です。怖いよ〜。

「きざんできざんで食べちゃうの」


■14.PAO■

歌詞はライラライのみ。吉良さんと公子さんが歌っています。

はじまりの数小節で泣けます。
なぜなら、ここは鳥彦のシーンだから。
みんなに稚羽矢を探しに行くのは無謀だと止められる狭也のところに、鳥彦が、
「おれも行くよ!」
と飛び出してくるのです。
(沙耶ちゃんは立ち尽くしたまま声のみ。クロ兄とクロ弟が飛び出す)
そしてこの音楽に乗って空高く舞い上がるクロ兄とクロ弟を見守る沙耶ちゃん(鳥彦)の表情が・・・・(思い出し泣き)
音楽だけでも、どきどきうれしくなるような曲です。


■15.黄泉の国へ■

まず、伊吹王の金澤さんが歌っていらっしゃいます。
「もっと近くに わたしのもとへ」

そして、狭也(由依ちゃん)と稚羽矢(入野くん)が、
「闇も光もこえて行こう 
水の記憶聞きながら
命も越えた世界で
また会いたい」

タイトルどおり、稚羽矢が狭也を探しに黄泉の国へ行くシーンの曲。
脈打つような音楽に合わせて、入野くんが深くもぐる演技をされていました。
そんな稚羽矢を導いてくれる、伊吹王(金澤さん)の歌声。
そして、出会う狭也と稚羽矢。
感動のシーンでした。


■16.豊穣祝歌■

吉良さんと公子さんが歌っていらっしゃいます。

狭也と稚羽矢が無事黄泉の国から戻ってきて、物語の終わりの歌。
温かいお祭り(収穫祭・祝言)のイメージです。
聴いていると涙が出そうになるくらい、幸せであったかい曲です。
ハッピーエンドです。


■17.空ノ色 Finale■

ひまわりのみなさんの大合唱。

ミュージカル空色勾玉のメインテーマ。
CDアルバムのタイトルにもなった曲。

ミュージカルでは、物語が終わったあと、フルキャストで歌われました。
私は個人的には、この曲を聴くとまっさきに、鳥彦を演じた沙耶ちゃんの顔としぐさを思い出します。
みなさんが一生懸命に、あるときは笑いながら、あるときは泣きながら歌っていた歌。
ミュージカルの終わりにふさわしい曲です。


ということで、以上、ぴっころのつたない文章でのCD紹介でした。
この紹介文を読んで、CDを購入なさる方が一人でも増えれば幸いです。

最後まで読んでくださってありがとうございました!


                        ぴっころ 拝


■CD「空ノ色」の購入方法■(2004年11月7日現在)
・CDショップで予約(インディーズを扱っているお店で)
・ZABADAK公式HPで予約  http://www.zabadak.net/

今後、ひまわりのHPでも通販が始まるようです。



黎さんのイラストです。



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